野茂英雄
2008年 07月 18日
1995年5月2日、野茂のメジャー初登板の日、私の初めての子供が生まれた。
妻のお父さんとテレビにかじりついていて病院へ行くのが遅れた。ずいぶん妻には責められた。その娘も今年中学生になった・・・。
ゲームの流れとか成績とか勝ち負けとか関係なく、ピッチングそのもの、そのフォーム、球筋を見ているだけで気持ちが高ぶる・・・そんな数少ない投手の一人だった。
今の日本とメジャーリーグとの関係性において、彼の果たした役割は計り知れない・・・
<追記 131228>
1996年11月1日、野茂の日米野球での凱旋をNIKEが報じた新聞一面広告。痺れた。
そこにはこう書かれていた・・・。
「ロスのスタジアムではブーイングの嵐だろう。」
「大リーグはそんなに甘くないんや。ネをあげて帰ってくるのがオチや。」
「130km台のストレートでメジャーに通用するはずがない。」
「日本のプロ野球のしきたりをめちゃくちゃにした男がアメリカに行ったところで成功できるか?」
「野茂は肩を壊している。彼の野球生命はもう、終わっていると思う。」
「あいつは悪しき前例だ」
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あれから2年、すべての人が言うはずだ。
お帰りなさい。
野茂英雄。
最近野球をあまり見なくなったのは、個性的な選手が減ったこともあるんでしょうね。
まさにパイオニアでした。いまでこそ多くの日本人がメジャーで活躍してますが彼を越える日本人メジャーリーガーを私は知りません。
デビルレイズ時代のもののようです。