ベーハ小屋なるもの
2008年 06月 07日
ベーハ小屋とは「煙草の乾燥小屋」のことを言うらしいのですが、その名前の由来は未だ謎に包まれております。香川県もその昔、煙草栽培が盛んだったようで当時のなごりの小屋が転々と讃岐平野には残っています。
本日も仁尾町からまんのう町まで仕事で走行中、ベーハを探しているとなんと8件見つかったのです。今朝「やのきち」どのから10件の情報提供があったばかりだというのに・・・
もしかしたらうどん屋の数(800~900件といわれる)ほどベーハ小屋があるのかも知れない・・・などと思わせるに十分なのです。
これがまた様々なフォルムを持ち合わせており、小屋好きの私としてはなんともほほえましいのです。今ちょっとしたマイブームとなっております、ハイ。
しばらくベーハ小屋の記事が続くかも知れません、悪しからず・・・・
観音寺市においては、うどんやさんの数より多い圧倒的に多いようです。
しばらくは続きそうです。ベーハブーム・・・・
まさか、ほんとにうどん屋さんより多いのですかね・・・・マジッすか。
そういえばオットの両親の実家が塩江にあり、
子供のころ煙草の葉を収穫したり干したりを手伝っていたと聞いたことがあります。
ベーハ小屋はないようですが
母の生家はいまでも手入れされて残っているのです。
屋根の梁の上に干した、って言っていたかな。
しばらく行ってないのでまた行ってみたくなりました。
煙草の葉の乾燥作業はとても重労働だったようです。ベーハ小屋の形態はこうした生活(生産)の営みから生まれた必然的なデザインだったんだと思います。だからこそ美しいのですね。土着建築ですね・・・