let my people go surfing
2008年 03月 20日

patagonia(パタゴニア)の創業経営者YVON CHOUINARD(イヴォン・シュイナード)氏が書いた経営理念。「社員をサーフィンに行かせよう」というタイトルはちょっと軟弱ですが、内容はとても共感できる経営論。
環境の時代に生き残る為の重要な思想が書き綴られています。
名著です・・・
「創業以来、ずっと企業の責任とは何かという課題と格闘してきた。ビジネスとは実のところ誰に対して責任があるのかということに悩み、それが株主でも、顧客でも、あるいは社員でもないという結論にようやく達した。ビジネスは(地球)資源に対して責任がある。自然保護論者のデイヴィッド・ブラウアーは『死んだ地球からはビジネスは生まれない』と言った。健康な地球がなければ、株主も顧客も、社員も存在しない」
彼は本書の中で「建築の理念」についても触れ、次のように述べています。
1.どうしても必要でない限り、新しい建物は建てない。最も責任を果たせる行為は、中古の建物、建材、備品を買うことだ。
2.古い建物、歴史的な意義を持つ建物が取り壊されそうになっていたら、それを救う努力をする。構造に変更を加える時は、いかなる場合でも、建物の歴史的な品格を損なわないようにする。前の入居者が行った見当違いの「改善」を正し、うわべだけの現代的な外観をはぎ取り、できればその建物が「近隣への贈り物」となるように心がける。
3.古い建物の修復でまかなえないときは、質の高い建物を建てる。その建物の美的な寿命と、物理的な寿命とは同じ長さにならなければならない。
4.鉄製の梁や金具、再加工木材、藁のブロック(ストローベイル)など、再生された、あるいは再生可能な建材を使う。什器も、圧縮したひまわりの種の外皮や農産廃棄物などの廃棄材を使う。
5.建造したものはすべて、修繕可能で維持管理が楽にできなくてはならない。
6.たとえ初期費用が高くついても、できる限り耐用年数の長い建物を建てる。
7.どの店舗にも個性を持たせる。その地域の英雄的人物、スポーツ、歴史、自然景観を反映し、尊重すること。
すばらしい見識ですね。
私もこの言葉を目指して努力します。
建築の専門家でない人に、こういう人がいるんですね。スゴイですね・・・



































