OMソーラーの行方
2006年 06月 10日
OMソーラーは太陽の恵みを利用したパッシブソーラーシステムとしてこれまで時代をリードしてきました。我が社の家づくりの考え方もOMから多大な影響を受けています。それは単にOMシステムを搭載するということだけではなく家づくりやものづくりの考え方、思想としての側面が大きかったように思います。新建材やプラスチックで覆われた家づくりが、さも当たり前であるかのように一般化していた日本の家づくりの在り方に一石を投じたのがOMソーラーのいえづくりでした。
OMソーラー協会から発信された「家づくり」の思想が建築家や工務店を通して拡がりを見せ家づくりの在り方そのものに社会的な影響を与え続けてきたように思います。それはOMソーラーの家の数が増えてきた以上に遙かに大きな影響力をもったものでした。
そうした意味でOMソーラーのこれまでの歩みは、単なる住宅のネットワークを超えた「建築運動」的側面がありました。それが他の数ある住宅ネットワーク組織とは一線を画すOMの存在意義だったように思います。
OMソーラー協会の小池一三理事長とOM研究所の永田昌民所長の対談は短い時間ではありましたがOMのこれからの在り方に多くの示唆を投げかけてくれたように思います。
メデタシメデタシ・・
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交流会の二次会では久々にお会いし、お話ができて楽しい一時でした。
工務店と設計事務所の違いや地域の枠を越え、これからも「建築運動」的な事が広がゆけば・・・初日だけの参加でしたが、私もそんな風に感じた今回の「OMの町角」でした。
同世代の建築家として注目させていただいてます。(ちょっと生意気ですが・・)本物の建築・・作り続けたいですね。