近くの里山を散策してきました。
といっても標高380mの尾根を歩くというものでなかなかハードでした。
香川でも近くの山に良いところがたくさんありますが、案外知られていないし近づいたことがない人がほとんどでしょうね(私も含めて・・)。
地元再発見、今大切なことだと思います。
ミツバツツジでしょうか?(*[ ]内は泉谷先生の解説!)
[葉が3つに分かれてますが、これはオンツツジです。香川県では少し山間に入ったところでは割とよく見られるツツジです。このツツジは4~5mくらいに大きくなります。徳島の高越山にみごとな林がありますので、ぜひ一度ご覧ください。ミツバツツジの系統はピンク色の花をつけ、もう少し葉が小さく、早い時期に咲きます。]
春蘭
[シュンランで間違いないと思います。乾いた林に生えるので香川県の林ではどこにでも生えていたのですが、最近はめっきり野生のものにお目にかからなくなってしまいました。残念なことです。(10年前は香川中央高校の横の林にもありましたが、何故かなくなりました。環境はそう大きく変わってないのですが。)]
ミツバアケビの花
いろんな花に出会いますが、名前がわからないものばかり。
そうだ植物学者の泉谷さんに聞いてみよう!
[これは、よく分かりません。小さいのは花でしょうか?木の枝の一部?スイカズラのような植物の葉にも見えるのですが・・・調べてみます。]
[ナガバタチツボスミレです。他県では少ないのですが香川県には多いスミレです。ナガバといいながら、葉が丸いのですが、もう少し伸びてくると細長い葉が出てきます。]
[ホタルカズラです。園芸品店でもよく扱われています。青色が美しく、目を引く花をつけるムラサキ科の植物です。平野部ではあまりみられません。]
[おそらくミヤマガマズミだと思います。(ガマズミの可能性もありますが、花の感じはミヤマだと思います)秋に赤い実がなり、きれいな色の果実酒がつくれます。ありがたい植物です。]
[ヒメハギです。ハギと名前に付きますが、マメ科のハギとは違う仲間です。マメ科ではありません。ヒメハギ科。最近は飯野山で見ましたが、これも少なくなっている気がします。]
[ニガナです。キク科。葉が苦いのでこの名前が付いています。明るい野原でよく見かけます。]
[これは、実ではありません。コナラの芽にできた「虫えい」(虫こぶ)です。おそらくナラメリンゴタマバチが作った、ナラメリンゴフシと呼ばれるものです。虫がかんだところの植物の細胞が異常に分裂してこぶ状の構造を作るものです。この時期、中には幼虫がいるはずです。他の植物にも見られ、いろいろなタイプの虫こぶがあります。]
棚田(実際は段畑)の最上部に立派なお屋敷・・こんな生活も良いですね!
この時期の山は新緑で気持ちよかとです!
ノアザミ
ニホンタンポポの群生
この山のおね尾根づたいに歩きました。なかなかのものです。我ながら・・