甍の家並@仁尾
2013年 08月 13日
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瓦師の自分から見ても素晴らしい町並みだと思いました。
いぶし瓦比率がとても高く、新築でも和瓦の採用が目立ちます。
おそらく秩序を乱してはならないという暗黙の意識が育まれ、
繋がりの深い、豊かなコミュニティーが存在しているのだろうと想像できます。
美しい景観は、帰属意識やアイデンティティーの形成にも貢献し、
その意味で、日本においては瓦屋根の存在意義は非常に重要だと思います。
町並み保存地区や伝建地区ではなく、現役の町並みがこれを維持できていることが重要ですね。
香川県は、他県に比して圧倒的に瓦屋根が多いように思います。
きっと文化的な成熟度が高いんでしょうね。
建築とは素晴らしい仕事ですね。
私も瓦に携わり、このような景観を全国津々浦々にて維持、継承できていることを思えば誇らしいです。
今後とも和瓦をどうぞよろしくお願いします。