Assisi


by ShopMaster

伝統的現場練り漆喰(しっくい)

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漆喰はそもそも布海苔(ふのり)と石灰で練って作るのが伝統的なやり方。菅組でもほんの数年前までは漆喰といえばこのやり方が一般的でした。
最近は土佐漆喰などの既調合のものが販売され、これが主流になってきています。
今回、あるお寺の土塀の海鼠壁(なまこかべ)の改修工事で使用する漆喰を昔ながらの伝統的なやり方でつくってみました。
菅組の左官「久保雅計」氏の手による実演です。
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まずは布海苔をドラム缶で煮込みます。(約3時間)
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篩(ふるい)で濾した布海苔の出汁にアサスサを練り込みます。
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消石灰を篩にかけながら練り込んでいきます。
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ちょっとやらしてもらいました。
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ほぼできあがった漆喰(讃岐練り?)。なんだかおいしそうですね・・。
午前7:00頃に始まった作業。この時点で11:30頃でした。

当日の詳しい様子はコチラ

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Commented by abi-catt at 2006-08-09 10:05
とっても時間がかかる作業ですねー 暑そう~~
いいものを創り上げるには、手間はおしまず、ですね^^
Commented by th0031 at 2006-08-09 22:58
abi-cattさん
思ったより簡単な感じでした。もっとこんな場面を増やしていけると思いましたね。あたりまえに戻るといいなと思います。
by th0031 | 2006-08-09 07:19 | 家づくり | Comments(2)