富山県砺波市の散居村を訪問する機会がありました。
信越方面へスキーに行くときに通る北陸自動車道から何度か遠景で眺めたことはあったのですが、一度屋敷林の中に入ってみたいと思っていたのが実現したのです。
砺波平野は日本三大散居村のひとつ。
カイニョと呼ばれる屋敷林を持つ農家が、1軒1軒100mほど離れて点在しています。
写真のように独特の風景を形成しています。
日本中どこの田舎に行っても同じような風景に出会うことが多いなかにあってとても貴重な光景です。
1軒の屋敷林(カイニョ)をもつお宅を訪問させていただきました。
長屋門をくぐるとアズマダチと呼ばれるこの地方の伝統的な建築様式の母屋。
なんと使われているほとんどの木材がケヤキです。
大きな胴差しで囲まれたこの空間は「枠の内」と呼ばれるそうです。
母屋から長屋門を見る。
砺波平野の風景です。
ここにしかない風景・・・美しいですね・・・。