ベーハ小屋の聖地 益子より
2009年 09月 14日
もちろんベーハ小屋だけが目的ではなかった益子ツアーですが、他の記事はオイオイアップするとして、まずは益子のベーハ小屋一挙公開です。
とくとご覧あれ。
直列夫婦釜ですね。
「讃岐のベーハ小屋とどこがちがうの?」と質問をいくつか受けましたが、うまく答えられなかったのでここでちょっとまとめてみました。こんな感じでいかがでしょう・・・。
1.讃岐のものは圧倒的に瓦屋根(日本瓦)が多いが益子のはトタン葺きが多いような感じでした。(雪の影響でしょうか・・)
2.軒やケラバの出寸法が益子のものは小さいような気がしました。
3.外壁の土壁(大壁)の作り方が、先に書いたように太い荒縄を使用している。
4.夫婦釜が多いのは讃岐の特長かも(タイプもいろいろ)
5.腰回りに大谷石を使っているものが多い(益子)
などなど微妙な違いはありそうですが、基本的にはパッとみたらすぐわかりますね。ベーハ小屋です。
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aki's STOCKTAKING
ベーハ小屋のある風景☆神楽4号でゆく益子
旅する建築家 鈴木喜一の大地の家
益子山本地区のベーハ小屋mapを添付しておきます。関東の方は是非一度ご覧になってみてください。
いつか、讃岐のベーハを……楽しみであります。
こんなに大勢でベーハ小屋を見ることはあとにも先にも、ないことだと思います。貴重な時空間でした・・・。いつか讃岐にもお越しください。
先日、茨城の笠間(益子と同じく焼物が有名)近辺を訪れたのですが、ありました、ありました。茨城側もなぜか“ブルー”のトタンベーハ。なぜ、ブルー??あの色には、ちょっと度肝を抜かれました。
最近は、全国どこへ行っても、ベーハ小屋を探してしまいます。(笑)
笠間ですね、ありそうですね・・・なにしろ茨城県は日本でもっとも数多くのベーハ小屋がかつてつくられた県らしいですから・・・
なぜ青なのかは不明です。きっとトタン屋さんが好きな色なのでは?
私も、助手員 さ も この間、新潟 富山 石川 福井 京都の旅のなか、常にベーハの越屋根を探しまくりました。たぶん、石川にはありそうです。
野の香さまの、茨城は、たぶん恐るべしではないかと想像してますが。
今後とも、末永く国王のしもべとして、頑張ります。
みてください 18日からのお知らせが出ております それでは よろしく
いやいや支部長どのもけっこう全国区でいらっしゃるので頼もしいです。北陸地方のベーハ小屋情報お待ちいたしております・・・。
噂に聞く秦野にもいちど足を運びたいと思っております。「王国 讃岐」「聖地 益子」そして次は秦野ですね・・・。「ベーハ小屋のある風景」展レポートお待ちしております。