
香川県三豊市豊中町桑山 帰来自治会館。この地域に代々伝わる郷土料理「もっそ(物相)」。
レフティー・トヨさんのお誘いで取材に行ってきました。
もっそは年に二回だけ、春の「井出やべち」と秋の「道やべち」の際に作られます。以前は桑山地区全域で作られていたようですが、今では桑山の中でも帰来地区(七区と八区)のうち七区(しちく)だけが作っているそうです。
もっそ(物相)と言う言葉はもともと「容器」のことを表す言葉だそうで、かつては容器に入れて囚人に食べさせていた「もっそめし」からきた言葉だそうです。


まずは伊吹イリコの中羽の頭と骨を取り除く作業です。

コチラを使用します。

頭と骨は犬のエサになるそうな。



こんにゃくと・・

揚げ・・

豆腐・・

まずはたっぷりの油でイリコを炒めます。


具を全て豪快に放り込んで混ぜます。お酒と醤油を、こちらも豪快に注ぎます(動画参照)。

ご飯は五升炊きを二つで九升を炊きます。これで70人分をまかないます。

ご飯に混ぜる前のヤツを味見させていただきました。かなり濃い味ですが、これがご飯に混ぜると一気にまろやかな味に変わります。

ご飯と混ぜます。



おにぎりのように丸めて木のもろぶたに並べます。

ここで「やべち(どぶそうじ)」のあとの宴会が始まるわけです・・・。

まろやかでほんのり甘くとても美味しい。
桑山地区のごく一部にかろうじて残る郷土料理「もっそ」。後世に残していって欲しいものです・・・。